シルビア






車へのこだわり

車  歴



★★★ 車へのこだわり ★★★

その1:
なんと言っても2ドア

今でこそ、誰でも車を持てる時代になったけど、仕事で使う車は別としてやっぱり高価なオモチャじゃないか。
自分の車に、ステータスや見栄をいっぱい持ち込もう!
2ドア車の主張:俺はこの車のオーナーだぞ!運転手じゃないんだ!
なんと言っても、ドアが大きい。乗り降り楽の開放感ありの、・・・ 後部座席への乗り降りが不便だって?冗談じゃない!乗ってくれとは決して言わない。乗せてくれと言っといて文句が有るんなら乗らなくて結構。
それにボディが丈夫。スタイルが良くなる。
「クーペ感覚のスマートなセダン」何言ってんのそんなの欲しかったら最初から
クーペにしなよ。
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その2:
なんと言ってもMT

世の中に、「オートマ限定免許」なんてあるそうな。確かに車で走ることが好きな人や、オートマでないと駄目な 人には欠かせないが、車を走らせたい、車の運転が好きだと思うなら絶対MT車に乗ろう!
確かに慣れの問題かもしれないが、未だにオートマ車は怖い。自分の意志通りのアクセスレスポンスが得られない。 加速も減速も今一タイミングが合わない。危機回避や車線変更時に特に感じる。
最近の「オートマ」車には、「キックダウン」が出来ない物もある。電子制御なんたらかんたららしい。
あの「パジェロ」からもMT車が消えてしまった。一般大衆にも売らなきゃならない事情は分かるけど、「パジェロ」 を「パジェロ」として乗りたいユーザも中にはいるんだ。今回「パジェロ」を見限ったのも実はこの理由からなのだ。 それに、あの「シャーシ・ボディ」から「モノコック・ボディ」になってしまったのも。
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その3:
なんと言ってもフェンダーミラー

日本は、昔「ドアミラー」は、安全面から禁止していた。変な外圧に屈し「ドアミラー」が解禁になってしまった。
あんな見にくい(醜い)「ドアミラー」全盛にどうしてなってしまったんだろう?
プロのドライバー(タクシー/ハイヤーの類)が決して使わない「ドアミラー」、安全面を考えると素人のドライバー に良いわけがない。
「シルビア」も「パジェロ」も、前は「フェンダーミラー」仕様をちゃんと用意してたのに 今はもう無くなってしまた。
今回、「シルビア」購入に際し、ディラーや板金屋さんに何とかならないか相談してみたけど 結局(費用の面で)あきらめてしまった。
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その4:
なんと言っても・・・

・オフロード車に「オートマ」は要らない。
 どっかの雑誌に「川のなか走るとき不用意にエンストしなくて便利だ」なんて書いてた奴がいた。 オフローダーは、不用意に水の中には入らない。ちゃんと瀬踏みをしてからでないと川は渡らない。 アホな4駆車がたまに、川でひっくり返る。これは、「オートマ」にしたことによりアホが4駆車乗るからだ。

・1BOXカーは「直方体」で。
 あの高い見晴らしの良い運転席、なんと言っても直立に近いハンドル操作のラクチンなこと。 それに長距離運転しても腰に来ない。

・2ドア車でも、ハッチバックは嫌いじゃ。
 単なる好みの問題。

・SUVだのワゴン車は所詮ライトバンなのだ。
 単なる好みの問題。
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★★★ 車  歴 ★★★

1971年
ベレット GL 4ドア 1500cc

義父が車屋だったので、5万円で手に入れてくれた。
車の免許は学生時代に取ったが、ペーパードライバーだったので運転の練習に手頃でもあった。
当時、「ベレット GTR」への憧れもあり、いつかは「GTR」の思いで運転した。
因みに、ベレットのセダンが6〜70万の頃、「GTR」は160万位したと思う。
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1972年
チェリー GL 2ドア 1000cc

大古車のべレットで運転にも慣れ、新車でもと思っていたが、あの「GTR」が製造中止になり ベレットそのものもなくなってしまたのだ。
もっと高嶺の花だった「スカイライン GTR」も、プリンスが日産に吸収され何とか残ったものの G型エンジンは姿を消した。
プリンス最後の設計となったコードネーム「XT」それが「チェリー」なのだ!
でも、予算に乏しく、ツインキャブレター仕様の「XT」には手が届かず「GL」で我慢。 折しも排ガス規制が問題になり始め、点火時期を遅らせることによる対応がなされた。 これが曲者で、多摩の丘の上の寒冷地(?)では、気温が下がるとエンジンの掛かりが 悪くなる始末。やむを得ず、整備から戻るたびに、コンタクトポイントの間隔を広げ 点火時期を早めて対応した。当時の車はこんなことが自分で出来たのだ!
この車は良く走った。東名を大人4人乗って140KMは出せた。1000ccにしてはあっぱれ! さすがは「プリンス」。
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1975年
チェリー FU 2ドア 1400cc

義父が「日産チェリー」だったこともあり、2代目チェリーへ。義父への義理立てではなく、 あくまで、「プリンス」の「チェリー」へのこだわりでもあった。
でも、この車は、日産の色に染まった感じであまり面白い車じゃなかった。
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1979年
チェリー バネット 1BOX 1500cc

チェリーも姿を消し、パルサーへ。一つのこだわりでもあった2ドア車も消えてしまった。 尤も、高い車には、2ドア車もあったが。
あの、ブルーバードSSSクーペもなくなってしまうなんて。
結局、面白そうだったので、1BOXカーへ。
1BOXカーの利点は、なんと言ってもその空間(荷物も人も)だが、運転しててつくづく思った。 遠出なんてしようもんなら、女房子供は、後ろの座席倒して高鼾。運転手に成り下がってしまう。
そろそろ燃費も悪くなってきたし、・ ・ ・
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1986年
シルビア ツインカムターボ 1800cc

というわけで、経済的にも何とかで、あの「第三京浜」のハイウェイパトロールカーでその名を馳せた 「シルビア」へ。
何代目かは忘れたが、その前は、確か2000ccだったと思うがこの「シルビア」 は、コンパクトな1800ccツインカムターボ、直線的なスタイリング、おまけに「フェンダーミラー」 仕様があった。
1BOXカーの見晴らしの良い高い運転席から、スポーツカーの低い運転席への 極端な変わり様で慣れるまでは、地面にお尻が触りそうでムズムズした感じを味わった。 ターボ車の威力は物凄く、たった4〜500M走っただけで、覆面パトカーに御用となった。
最高に気に入った車だったが、2年も乗っていない。東京に転勤になり、近くに駐車場もなく 不便を来たした。都心に住んでたもんでタクシー/レンタカーを使えば車の維持費考えると十分と考え、 150万で泣く泣く手放すハメに。 手放して随分たった頃、娘に「何であの車売っちゃったの?」と言われ後悔!
暫く車とはおさらばなのだ。
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1992年
パジェロ XRU ディーゼルターボ 2500cc

札幌転勤が決まり、その下見に行ったとき早速発注!しかし、納車は数ヶ月先だとのこと。 機会があったら乗ってみたい車だった「パジェロ」。でも、モデルチェンジして三角窓が無くなってしまった。 それでも、シャーシに乗った4駆車には変わりはないのだ。「フェンダーミラー」も健在(後に無くなった)。 このシャーシに乗った頑丈なボディが後になって効いてくるとは!
この車は良い!!!難点は、荷物が積めない。ロングボディに2ドア仕様があれば最高だったのに。 広い北海道を良く走った。春や夏の連休の時は、家財道具(キャンプ道具)一式を積んで2〜3000KMも 走った。冬はスキー場へ。冬場も寝袋積んでスキー場の近くで、野宿したことも。
ハンドル名「PJ2500」は、このパジェロに由来する。
10年10万KMが目標だったのに、・・・ 実は、娘に潰されてしまったのだ。一度は、後方未確認で タクシーに頭をやられた。この時は修理代50万円でなんとか元通りに。次はいけなかった。相手は大型トラック。 首都高で前を走っていたタクシーがスピンし、それを避けるために停車したら後ろから <ドスン!>
車両原価より修理代が遥かに高く付きそうな壊れよう。あえなく廃車の運命に。
ここで「パジェロ」の威力をまざまざと発揮した。2度の事故とも、娘は掠り傷程度で事故にあった恐怖心 とは別にケロッとしてた。
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2000年
シルビア Spec-R ツインカムターボ 2000cc

数年予定が狂ってしまった。次は、蘇った「スカイライン GTR」か、ベンツ「SLK」を狙っていたのに。 予算の関係で、再び「シルビア」へ。
色は、特別仕様の「イエロー」、6速MT(このギアは最高)。年甲斐も無くとお思いでしょうが、 これからの中高年は「ライトスポーツカー」がキーワード。子供も相手にしてくれないし、軽やかに 夫婦で余生を楽しむべし!
「フェンダーミラー」よ何処へ行ったのだ。何とか「フェンダーミラー」 にしようとディラーに頼み込んだが、フェンダーの曲線が邪魔になり、ミラー取り付け用の土台の 加工がままならず、取り外した後のドアミラーの始末も特別色のため費用がかさみそうなので断念。
必要以上に、ダブルクラッチやヒール&トゥーを駆使し、ギアチェンジしながら軽やかに走る黄色い「シルビア」 それは、私です、・・・
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2014年
シルビア Spec-R ツインカムターボ 2000cc お別れ

この秋、15年目を迎えたシルビア。エンジンはいたって快調。夏には、富山、高山辺りを1200KM程走破した。 これがシルビアとのお別れドライブとなった次第で、ついに手放すことに。 最近は、スーパーへの買い物ぐらいしか乗ってなくて車もさぞ退屈してたろうなってことで。 ガリバーに査定しに行ったら、鈴鹿あたりでこの車を欲しがってるのが居るそうで、思いのほか高額で査定額を提示され 即決してしまった。もう年齢的にもこの先車を手にすることは無いだろう。
最近の車は、自動ブレーキやらなんだらこうだらでドライバーの意思に反した動きをするらしい。
オートマ車も怖いけど、こんなんだと運転してて車酔いを起こしそう。
と言う訳で、四十数年に亘る車歴にお別れです。
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